【書評】『「繊細さん」の本』を読んだ感想書きました。

本の画像書評

こんにちは かけ福です。

今回は著:武田友紀さんの『「繊細さん」の本』を読んだ感想書きました。

本記事は以下のような方向けに

  • 相手が気を悪くすると依頼を断れない
  • まわりに機嫌が悪い人がいるだけで緊張してしまう
  • 疲れやすくストレスが体調に出やすい

本書をおすすめする記事になります。

参考になれば幸いです。

では、さっそく本題へ入ります。

あなたはHSPという言葉を知っているでしょうか?

HSP=Highly Sensitive Person

日本語で訳すと「とても敏感な人」のことを指します。

本書ではHSPの方に、親しみを込めて

繊細さん」と呼んでいます。

本書では繊細さんの感じ方やそれに対しての対処。考え方がつづられています。

本書を読むまでのかけ福のマインドは以下のようなものでした。

【かけ福の頭の中】

  • 頼ると○○さん大変だもんなぁ
  • ○○さん 機嫌悪いなぁ かけ福のせいかなぁ?
  • 疲れやすいなぁ

かけ福の上記のマインドがこの本を読んだことで以下のように変わりました。

【かけ福の読書後のマインド】

  • 相手を頼るべき
  • 心配してOK。心配の答え合わせが必要
  • ストレスの貯まらない環境を整える

以上のマインド変化に至った本書のポイントと感想を書きました。

相手を頼ることに慣れる

あなたは人に頼れていますか?

かけ福はお願いごとをする際に以下のように感じます。

【かけ福の感じること】

  • ○○さん なんか忙しそうだなぁ
  • 頼ると○○さんの負荷が上がるもんなぁ
  • 忙しいのに頼むと機嫌悪くなるんじゃないかなぁ?

以上の感じで相手の気持ちを感じ、

結局、無理して自分だけでやってしまいます。

本書ではこのような、人を頼れない繊細さんに対して

以下のアドバイスをしてくれています。

心得1.まずは、「頼る」という発想を持とう。

まずは「人に頼る」という発想を持ってほしいのです。

それは、いわば洗濯機を使うイメージです。

自分で手洗いできるからって洋服を全部、

手で洗う人は今どきいませんよね。それと同じです。

わかりやすい例えだと思いました。

自分でできるからって全部自分でやろうとせず、人に頼る。

大変なときだけでなく、日常的に頼る。

 

頼るのも慣れが必要ということです。

心得2.相手の状況を推測せず、言葉で確かめる

あれこれ想像するより「○○してほしいけど、どうかな?」と聞いてみる方が

断然確実ではやいです。

これが意外と言い出しずらいと思うのですが

上記に合わせて保険の言葉があります。

それが

「無理そうだったら言うってね」と一言付け加えること

 

ここまでできたら、あとは相手にボールを委ねるだけです。

 

心得.3 相手が引き受けてくれたら、信じて任せる

 

依頼したのに心配していたら、相手を疑う行為になりますし

引き受けてくれたのは相手の選択によるものなので、任せましょう。

 

とはいえ、まだ頼るのに抵抗がある人もいると思います。

そんな方にも、本書はアドバイスが書いてあります。

1.確実に応えてくれる人に頼ってみる。

 

頼ることは慣れです。練習が必要

 

練習の場として、百貨店の受付の方に道を尋ねるといいとあります。

あなたも頼り下手であれば、いろいろな受付で練習してはいかがでしょうか

察している相手の気持ちは意外と外れる

本書では繊細さんの特徴として相手の感情を察するのが得意と

書かれています。

しかし、機嫌がいい 機嫌が悪いなどは察知できるが

なんでその感情の理由は想像になります。

イライラしている人を察知すれば、自分がイライラさせているんではないか?

と不安になり、自分の負い目に目を向けるようです。

そこで本書で提唱しているアドバイスとしては

 

相手の気持ちを察したら、合っているのか、ぜひ確かめてみてください。

 

上記を実施すれば

「人の考えは案外わからないものだな」

「自分の予想は案外、外れるものだな」と実感できます。

上記を繰り返すことで

相手が不機嫌なのは自分が原因ではないと思うことができるようになるとのことです。

周りの人の感情が気になる方は一度、繊細さんは察した感情を答え合わせするのはいかがでしょうか

環境を整える重要性

繊細さんは感じる力が普通の人と比べて、非常に高いです。

これは

「いいもの」を感じるのも「痛い・つらいもの」を感じるのも、同じ繊細な感覚です。

つまり、いいものもわるいものも両方強く感じるということです。

いいものだけ感じることはできません。全部キャッチしてしまうのです。

そういう自分を改めようと自分を我慢させたりするのはNGです。

我慢により、悪い感情を感じにくくなれば、同時にいい感情も感じにくくなります。

上記より、繊細さんは自分を変えるのではなく、環境を変えることが有用と本書では

書かれています。

環境を変えるとは

苦手なものから物理的に距離を置くことです。

例えば

嫌な上司や同僚がいる職場で働いているのであれば

職場を変えるなどです。

人は五感で物事を感じます。

視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚

繊細さんも種類はさまざまで

五感のどの部分の感じ方が強いかを

明らかにしノイズを取り除くことも有用な様です。

 

例えば

視覚であれば、広い視野で視界が見えすぎて、情報量が多く疲れるので

メガネやサングラスで度を落とす。

聴覚でいうと、いろいろな雑音が入ることにより、集中できないのであれば

ノイズキャンセルできるイヤホンをつけるなど

自分の特性を知り、適切にノイズを取り除いてやると

ストレスが減り、繊細さんが元気に活動できるようです。

あなたはどの感覚が強いでしょうか?

かけ福は聴覚のようです。ノイズキャンセリングのイヤホンを購入検討しようと思います。

なにかノイズを減らすツールを買ってみてもいいのではないでしょうか

まとめ

相手を頼ることに慣れる
常に頼ることができる様、日々練習して慣れることが大切

察している相手の気持ちは意外と外れる
感情の状態は当たっても、
想像している感情の理由は意外と外れる。確かめるのが大事

環境を整える重要性
苦手な環境からは逃げよう。
ありのままの自分で生活できる環境を作ろう。

 

かけ福
かけ福

ここまで読んでいただけたあなたへ感謝します。
ありがとうございました。

 

本書からは繊細さんの特徴から始まり、どのようにすれば、繊細さんとして

有意義に生活できるかが書かれている本になります。

最後まで読んでいただけたあなたも「繊細さん」なのかな?と思う節があれば

『「繊細さん」の本』を読んでみてはいかがでしょうか

 

「繊細さん」の本 「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる [ 武田友紀 ]

価格:1,324円
(2020/10/12 15:46時点)
感想(66件)

きっと楽になれるノウハウが得られると思います。

この記事でかけ福の悩みを通して、少しでもあなたの為になれば幸いです。

あなたと切磋琢磨していきたいです。

以上 かけ福でした。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました